保活をしてみた

同時に育休を取り、秋にほぼ同時期に仕事に復帰する予定の我々にとって、保育園探しは必須です。

と言うわけで、娘が生まれる前から市の登録をしておきました。

カナダは2025年までに、保育園を10ドル/1日、にするという政策を掲げていますが、時は2023年、まだ先です…。

昔聞いた話だと、都市部では2000ドル/月、と聞いていたので戦々恐々です。

登録していると、空きが出たら連絡が来るようで。

しかし、生まれてから、その登録先に空きがあるか調べてみると、2024年の9月まで空きはない…と記載してあったり。

 

実際探してみると、大きく分けて認可と無認可、そして施設で保育するか、自宅を保育所として提供するパターンがあるようです。

自宅パターンは全く知りませんでしたが、たまたま知り合いとお茶をする中で、自宅保育は候補にあるの?と聞かれ、その存在を知りました。

改めて自宅保育園を調べてみると、割とある…!

FBのグループが活発で、そこを追っていると家の近くで二件、空きがありそうな場所を発見したので連絡をとり、見学申し込みをしました。

ただ、そこは無認可の自宅保育園なので、市の補助金などは出ない。

まぁ、見学に行くだけいって、考えよう。

ついでに、難しいだろうけど、グループの方に認可で補助金が出る保育園を探しているので、情報求む、と投稿もしておくか…。

そして、投稿して5分も経たないうちに、見学を申し込んでいる一件から連絡が。

 

そこには、私が投稿した記事のスクリーンショットと、

ウチは無認可で補助金がないが、それでも興味はあるのか?興味はあるのか?と…(本当に2回書かれていた)。

確かに見学の申し込みはしたが、あくまで見学で何も契約は発生していないんですが…。

FBに張り付いてるんか…?

罵倒されたわけではないですが、なんとも違和感をもつ行動に、結局そこの見学は取りやめました。

これは、先行き不安だなぁ、とガッカリしながら数日後にもう一つの見学先へ向かいました。

出迎えてくれたのは、大変感じのいい初老の女性でした。

そこに通っているであろう子供たちもお昼寝前で出迎えてくれました。

みんな、赤ちゃんの娘に興味津々でしたが、どの子も大変お行儀が良く、またその女性が冷静に注意すると、しっかりと聞き分けていました。

女性の叱り方も、落ち着きながらキッパリとしていて安心できます。

聞くと、兄弟でそこに通わせている子たちばかりでした。

つまり、上の子を預けて良かったから、じゃあ下の子も、というパターン。

あと、食事のことを色々と教えてくれたのが個人的にツボでした。

まぁ娘はまだ乳児なので関係ないっちゃあないんですけどね。

大体の保育園では、軽食と昼食がついていますが、特に規定はないので、園によってまちまちです。

軽食は、大袋のお菓子を必要量だけあげてもいいわけです。

昼食は、ハム一枚に袋詰めの野菜のサンドイッチでもいいわけです。

そんななかで、全部手作りでやってくれてて、正直私が通いたいくらいでした(笑)

 

大満足で見学を終えたわけですが、そこでまさかの我が夫から、

「君さえよければここに決めない?」との提案が。

最初はFBで見つけた場所に懐疑的だった夫からの提案で驚きました。

環境も良かったですが、非常に多様性に富んだ子供たちと、その両親からの推薦を踏まえてのようでした。

なるほど、君が見ている点は、そこだったか…!

保育料は55ドル/1日、フルタイムで1200ドル/くらいかしら。

無認可なのでこれは相場。

女性は来年に認可登録を検討しているようなのでそれに期待して(ざっくりいうと、登録されると補助の対象になる)、

あとは政府からの児童手当も登録しているので、まぁ頑張って働きます。

というわけで、連絡をし、娘が半年になる秋から通うことにしました。

ちなみに、返事を全然急かしてこなかったのも高ポイントでした。

 

恐らく我が家は子供は娘一人なので、ここで兄弟関係を学んでいければ、と期待。

娘との生活が慣れてきて、コミュニケーションも取れるようになってくると、正直離れがたいのも本音。

しかし長い目で見ると、私は私のキャリアを大事にした方がいいし、早めに保育園に入れると娘も慣れるのが楽なので。

この辺は本当に人それぞれで、状況にもよると思います。

仕事復帰前に決まり、まずは一安心です。

 

落ち着いた気持ちで夏を迎えられそうです。

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チューリップ最盛期のオタワにて。