休職してみることにした(長文)

題名の通りなんですが。

とりあえず、先日の面談の直後で、その勢いで休職に踏み切りました。

「あ、こりゃもうダメだな」

と肩の力が抜けたような気がして、決断できました。

こりゃダメだな、は私自身の限界に対してもですし、勤務先の方針についてもですし、色々。

 

それまで、休職や時短を考えつつ、私は所詮外国人だし、この国での学歴ないし、英語微妙でフランス語もほぼ出来ないから、そんな中で、違和感(健康にも勤務先にも)があってもこの仕事続けなきゃ!もう誰も雇ってくれないかも!私に価値はない!と思い続けていました(仕事自体は面白い)。

しかし体調不良が格段に増えまして。

風邪ひくな〜くらいはありましたが、あら38度超えの発熱!

2週間でまた!
筋肉も関節もなぜ痛いのか…?なんで体がこんなに重いの?

なんで仕事から帰ると死んだように一点を見つめて座っているの?

なんでこんなに怒りの沸点が下がるの?

なんで夫と外食すら疲れていけないの?

なんで、なんで…?

がもう無視できないところまで来まして。

2月に家庭医から勤務時間の短縮の診断書はもらい、時短を考えたんですが、なんかまだ行けるかも…?と思いそのまま仕事してました。

 

そのまま仕事をした理由の一つは1月に行われた面談で、新しいマネージャーとオーナーとのやり取りです。

給与交渉が半分しか達成しなかったんです。

まぁ交渉といっても、インフレの嵐、そして産休育休後に2度上がった州の最低賃金、それを考慮した上での交渉でした。

額はあがれど、実質私の給与価値の現状維持が要求です。

つまり、産休に入る前と同様に私の給与と州の最低賃金の差を維持してくれ、それだけです。

それが達成されなかった。

しかし粘った結果、「私が今の役職に対して不足している部分がある」ので、それを二ヶ月の研修期間で改善をした場合交渉額を提供する、というものでした。

そこでやる仕事の一覧を見せられましたが「はて…やっているが…?」というものばかりで。

新しいマネージャと、それまでは現場に月数回しか来ていないオーナー。

前任のマネージャーの私の評価はあるはずですが、それは無視なのか。

「ふーん」と思い、これ以上やれることはないのでその場でうなづき、ちょっとした賭けをしてみることに。

それは、何も変えない、ということ。

同じように仕事をし、同じような態度で過ごしてみました。

最悪上がらないだけだしな、くらいで。

まぁ、今のこの二人は一緒に仕事をした時間自体がないしな、と。

むしろ前マネージャーがいなくなって、私がやっていた仕事を急に他の人がやり始め、それを引き戻す調整、でもその人の方が役職が上で、最終的にどうしようもなくて、手を出せない状況、それを修正していく作業は増えましたが。

それがまたストレス半端なし。

面談でそれも、かなりマイルドにオーナーに言うと、全然分かっていなかったようで「気づかなかった、それはあなたが主導権をとっていい仕事よ」と言われ、そりゃそうだろ、と思い()

伝える前は「もっと主導を取って」という評価をもらっても、はぁ、まぁそうですか、としか…。

もっと主張して「それは私の仕事だから、手伝いは嬉しいが主導は私でやります」って上の立場のその人に言えばよかったのか。

その元気がなかった、と言うのが敗因だとすれば私の責任。

でも、本当に元気なかった、というか、混乱してた。

まるで私を締め出すかのように、急に私がいないところで仕事が進み、何か下書きでその人に出しても「じゃあオーナーと決めてくる」といい。

決まったことを書面に起こすところだけやり、でも、主導は取れとは…?

多分その人も悪気があってと言うより、新体制で分かってなくて、オーナーに気にられるようにやってた感じがしました。

 

そして先日の面談で「改善が見られ、素晴らしい」の判断を頂きつつ、

「これとこれもできるようにならないといけない、ちょうど来月のイベントまでできるようになるか見て、最終決定をしましょう、それでフェアでしょう?」という、お馴染みのパターン。

その項目を、なぜ二ヶ月前に言わなかったのか。

全然達成できることだったのに。

そもそも仕事特に変わってませんが?

さらに育休から復帰の際、前のマネージャーと、子供の送り迎えや週末の夫との育児交代の確保などがあることを踏まえて考えて決めたフルタイムの勤務時間も、

「昇給するなら今後、もっと会社に貢献した時間で働いてほしい」と言い出した。

もちろん、それをいう権利は会社にはある。

ただ、こちらの約束は反故にされ、新体制はぐちゃぐちゃで、新しい雇用契約書は来ない,。

責任と給与はセットではなく、責任を果たせるか何ヶ月かやらせて、それから給与を上げる(もちろんその間にインフレや州の最低賃金が上がっても、考慮はしない、先に決めておいた額で)。

春のイベント時期は超えたし、これは体を押して頑張って、家族に負担かけてまで来月まで持たせることか?

そもそも来月も、急に項目が追加されて先送りになる可能性もある。

「こりゃ会社の経営方針が自分とは合わない」と確信した瞬間、休職を決めました。

オーナーやマネージャーからすると「面談で頷いていたのになぜ!?」という感じかもしれません。

頷いたと言うか、呆れてものが言えなかっただけではあるが。

 

幸い、サインしたその書類の勤務時間については「今後、役職に合わせて勤務時間をもっと柔軟にしていく「必要があるかも」しれない」なので、まぁ絶対ではないしな、と。

以前作った契約書でも「給与は州の最低賃金が上がった際に、考慮される」と書かれ、実際に上がったときに聞いてたら「考慮はするけど、上がる保証じゃないよ」って言われたので。

 

現在は順調に休職の手続きと手当が進んでいるので、一度じっくり考えようと。

そう言うことをする余力を残しておかないと、ただ無駄死にするだけでした。

幸い配偶者はこの決断を後押ししてくれています、ありがたい。

あとカナダは病気(身体、精神を含む)での休職による、クビ、降格は禁止なので、まぁその辺も守られている感はあります。

※実際、どこまで守られるのか分かりませんが。

現職に復帰したとしても、病気が理由で時短、他にも例えば足を怪我したから座って仕事をする(通常は立ち仕事でも)ということなど、会社は受け入れる義務があるようです。

そもそも、私は戻るのだろうか。