チーズケーキの写真を撮りながら考えた。

仕事で、週に一回写真を撮り、カタログの撮影会に顔を出せる感じになってきたので、

まさかの「仕事で写真撮ってます」が私の日常になりつつあります。

全然カメラも写真もはまったことはない人生でしたので、驚きつつ、楽しくやっています。

ただ、強くつよーく思うのは、これは芸術ではない、アーティスト気取りは絶対するなよ自分!ということです。

いや、別に誰も私のことをそういうふうには思ってはいないのはわかるんですけど、

怖いのは自分を勘違いしてしまいそうになることです。

 

主に担当部署の写真を撮っているので、つまりケーキ!

これをいかに美味しそうに撮るかだけを考えていく所存です。

もちろん、構図や照明で写真の出来上がりが大きく変わることは日々実感していますし、

どんなテーマで撮るか、も美味しそうか、想像を掻き立てるか、に関わってくるのはわかります。

そこを考えて、ノートにドラフト書いて見たり、参考写真集めたりして、構図の参考にさせていただいています。

 

私の愛読ブログの一つで、芸術を学び、キャリアにしている方がいて、いつも楽しく読んでいます。

それを読むたびに、芸術の一面を覗かせてもらいながら、本当に自分の想像すら及ばない世界なんだな…と思うわけです。

そんなふうに真剣に挑んでいる人がいることを忘れず、敬意を持って、自分の写真は、単なる仕事の一環です、という気持ちを忘れずにいきたい、と近日あるナショナルケーキデーのためのチーズケーキを山ほど撮りながらおもいました。

 

ところで、ふと立ち寄り、心動かされた芸術が、実はその人が作り上げたものだった、ということが将来起きたら、本人と会う以上にワクワクするな、と妄想したりしています。

若干、怪しい、自分…。