久しぶりに書くという感覚がない、という時間の経過です。
もう春…外の席が再開して、オタワではまだ10度にもならない時でも楽しむ人たちでいっぱいです。
なんという根性だろうか…と思いながら私は室内です。
クリスマス前から色々あって、なんだか書きたいけれど書く気が起きず過ぎていました。
色々の主な理由は家族計画の更新についてですね。
私の気持ちが固まり、養子であれ実子であれ、家族を迎えようという方向で我が夫婦は進んでいます。
夫は相変わらずの忍耐力で待ってくれました。
まぁ私の年齢が遅すぎるので、おそらくご縁があって我が家に来たいと思える子供がいれば養子として迎え入れるのが濃厚ですね。
こればかりは状況次第です。
実子も、挑戦してみますが…。
じゃあ治療をしてでも頑張るかと言われると、その過酷さと可能性の低さをみて、これ以上は頑張れないな、と腹を括りました。
葛藤の冬だった気もします(笑)
頑張れないと言うのが、とんでもない罪悪感でした。
可能性があるうちはやるべきなんじゃないか、と。
夫の方がむしろ、実子にこだわりはないようで、完全に私の気持ちの問題でした。
自分でも追い詰められているのが本当に良くよくわかって。
もう何もかもから逃げ出したい、消えてしまいたい、とさえ冬のオタワで思ったわけです、なんという暗さ!
そんなある日、なんで子供を欲しいと思ったんだっけ?と基本に立ち返る瞬間が訪れたのは、たまたまでした。
そもそも、子供が欲しくない、という恐れにすら似た気持ちがあったのに。
今の生活に、新しい人間を入れたくない、怖い、とおもっていたのです。
そんな中、ただ、積み重ねられていく夫との生活の中で、
この人と、子供を育てるなら面白いのかもしれない、とふと突然思ったのが転換期でした。
大きなきっかけというより、小さな日々の積み重ねが私に与えた一つの答えでした。
まぁ、40が見えてきた今だからこその気持ちとも言えるかもしれません。
最後の機会だ、という。
ただ今言えることは、それに向かっているということで、特に大きな結果はまだです。
もしかしたら、結局実子も養子も、どちらともお迎えすることはない結果かもしれません。
しかし、あれだけ恐れていた“我が家への新規参入メンバー(責任能力がまだない人間!)募集をかける”ということが、私の人生で起こったのは大きな変化でした。
仕事は続けたいですし、
他国への移住もちょっと検討している我が家ですが、
子供がいるから何かを諦めなければ、という呪いで自分を苦しめることのないようにしていきたいな、というのが今の目標です。
そもそもの葛藤も、私が私にかけた呪いのようなものでしたから。
なるようにしかならないんですよね、こういうことって。
ご縁がないなら、きっとその方が私には良かったから、とようやく思えるようになってきたこの頃。
とりあえず、目の前にいる我が夫と犬、そして猫との生活は最高に楽しいのでそこのところを忘れずに邁進したいと思います。
そんな忘備録。