加奈陀では全く乗ってなかった自転車でしたが、
その日は突然訪れました…。
自転車かぁ…まぁ無くてもなんとかなるしなぁ…と延ばし延ばしにしていたのです。
日本では1万円もしない折りたたみ自転車で満足していましたので、
加奈陀の店で最低3万円〜はする自転車に「まぁ、いっか…」と買わずにいました。
我が夫は自転車で走り回ることが大好きなので、自分の分を持っていましたが、まさかの盗難に。
中古で安く買った物で、重量感半端無く、エレベーター無しの我が家では持ち上げて運ぶことができませんでした。
なので外に駐車(一応敷地内)。
しかし、まぁ…えぇ…盗難…。
それから長い冬を超えたこの頃。
私はジョギングが習慣化してきたんですが、膝への負担が中々で、他の運動を探していました。
「自転車…いいかもなぁ…」と呟いたのが運の尽き(そんなに真剣味は無かった)。
聞き逃さなかった我が夫が「じゃあ、行こう!今から行こう!僕も欲しかったですし!!」
というわけで、自転車屋さんに見に行ったら、一番安いものでも300ドルは超える。
盗まれたら絶望するしかありませんよ。
私「いや、そこまで!というのものもないし、私はいいよ、君のを買えばいいじゃないか」
というも全然譲らない夫。
大体、エレベーターのない我が家で、自転車を4階まで持ち運ぶなんて絶対嫌だと言うと
夫「全部僕がやります!いつでも運びます!君はただ乗ってれば良いんです!!」
え…そんなに……?(ちょっと引きました…)
何が彼をそんなに掻き立てるのかと思えば、犬と一緒にサイクリングしたいらしい。
いや、それはいいと思う行ってくればいいじゃないか、と言いました。
「もうっ!どうして!君はいつもそうなんですか!一緒にやりたいんですよぉ!!!」と叱られる36歳。
なんで、加奈陀人って、こう時間を共有したがるのか…。
というわけで買いました。エメラルドグリーン号(仮名)。
これ!というのは正直店には無かったんですよ。
でも、決めないと帰れない雰囲気に負けました。
夫に何度「君は決めたんだから会計してくれば良いじゃないか」と促すも、全然動かない。
そう、奴は気付いていたのです、彼が買ったらさっさと帰ろうとする私に。
というわけで最終的に、夫に選んでもらいました。
サイズさえ合えば、もう…なんでもいいや…(投げやり)。
自転車自体はきっと便利だし。
まぁ車より維持費もかからないし、いいか…とやや遠い目をしているオタワは本日よりビジネスが一部再開してきております。
*オタワ市内の地元店で買いたいと言う彼の主張もあったのでネットで探すという選択肢が無かった。
というわけで、犬を連れて走り回るこの頃です。