子供を迎えることを考えてみた

気がついたら三月も終わり.

え…?春…?と愕然としているこの頃。

 

実は昨年から我が家に迎え入れる子供についての話し合いが行われていました。

そしてとうとう三月からは病院へ行き始めています。

いや、まぁまだ検査段階で何も始まっていないに等しいですが。

あれですね、これはもう心折れます、折れてます。

まず医療記事で、38歳の妊娠率(自然、人工授精、体外受精)の数字を確認。

…無理じゃない?

と思い始めつつ、やはり現実を突きつけられると、落ち込む。

検査の日程も、体のサイクルに沿って行われるので、休日申請の予定が立てづらい。

それ以外のことで(風邪とか)で体調を崩すと、もう辛い(仕事の調整も、翌月まで待つことも)。

これは仕事辞める人がいるのもわかりすぎる。

 

一方男性側は、そんなにやることがない(問題がない場合)ので、予定が立てやすいんじゃ…?と夫を羨ましく思ったり。

我が家は、夫の方が若く、問題なさそうなので、それもプレッシャーになります。

 

しかも、人に言いづらい。

友人たちは、みんな子持ちで、こんなこと言われも気まずいよな…と言えずにいました。

しかし、長い付き合いの友人に、ふと漏らしました。

彼女とは高校生の時からの付き合いです。

そうすると、なんと彼女も不妊に悩んでた時期があったとのこと。

そしてしみじみと言ってくれました。

不妊治療は、本当に狂いそうになる」

その後、妊娠し母子手帳をもらった帰りの車で泣いたことを語られると、

心から、心の底から、おめでとう!と思えました。

そんなご子息はすくすく面白い子に成長しています。

 

 

我が家では、当初から夫が「実子でも養子でも、どちらでも」派です。

ただ、私の方が、そもそも子供が欲しいかワカラン、という不安で一年ほど待っていてくれました。

そしてようやく「夫となら、子供を育てるのもいいかもしれない」と思い、行動に踏み切ったわけです。

不妊治療の病院と同時に、カナダの州ごとの養子についても調べ始めました。

私自身が無事妊娠出産できる確率は圧倒的に低いことと、

「夫と子供を育ててみよう」と思ったわけで、絶対実子でないと!とは思わなかったからです。

私はおそらく、治療したとしても、今年の夏までが限界だなと思っています。

今年の夏には、養子登録の手続きを開始しようと話し合っています。

体力的にも精神的にも経済的にも、どこで終わりを作るかは人それぞれです。

治療を諦める期間が早すぎる!と思わなくもないですが、その後も続く私の人生を考えると、長引かせるのは得策ではないと思いました。

 

妊娠を意識してから、毎月、毎日、自分を責めています。

文字にすると本当に馬鹿みたいですが。