先週末は、兄夫婦の家に私の両親も集まり、Zを連れて甥に会ってきました。
甥はバスとクイックルワイパーでの掃除に夢中の1歳半。
ミニトマトを切ってくるのを待ちきれず丸ごと口に放り込んでムッシャッムッシャ~していました。
口からトマトの汁がダダ漏れだよ、甥・・・。
そもそも甥には会いたかったのですが、Zを家族に紹介しておくか、というのも目的の一つでした。
この書籍版を読みながら、結婚やパートナーシップの下りで思ったのです。
私が今死んだらZに連絡いかないのよね・・・と。
この本の中で、主人公はパートナーとの法的な関係を結ぶかどうかについて、お国柄や文化による考え方の違いを描いています。
へー、イタリアってそういう考えなんだーとふむふむしつつ。
さて、私はどういうパートナーシップを求めるのかな、と改めて考えさせられました。
法的な婚姻関係において、それに至るステップや考え方はZと私とは全然違うので、その折り合い点はどうするか・・・は今は模索中ですが。
とりあえず、何かあったときに連絡がつくようにはしておきたいな、そこは押さえておこう!
と決め、家族に会わせることにしました。
もちろん、LINEなんかで写真と連絡先を教えておけば、それで済むかもしれませんが。
会って、人となりを見てもらって、で、私の大事な人だと紹介しておけば、連絡する家族の気持ちもひと味違うんじゃないかな、というのが私の考えです。
Z自身も、私の家族に会うことは問題ないようでしたので(去年の秋は、付き合ってまだ半年ちょっとだから、会えない、と断られた)、全員集合が実現しました。
元々は兄夫婦だけに会わせるつもりだったんですけど、両親も参戦してきて、結果全員集合。
甥は、初めて見るモジャモジャの緑目の新人類に怯えるかと思いきや・・・。
兄嫁もびっくりの懐きようでした。
さすが、10年間子供相手にボランティアをしてきただけあるな・・・。
ところで、兄嫁だけには、Zとのこれまでと、これから(イングランド行きや結婚観)を話しました。(もしかしたら、その後兄には話すかも?)を話したら、
ちょっと難色を示しましたね。
「私は保守的かもしれないけど・・・」と前置きしながら、子供のことや年齢のこと、婚約や保証、家族のことなどなど・・・。
海外に住んだら、親のことは?とやんわり言ってきました。
まぁなぁ・・・。
兄嫁の気持ちもわかるからなぁ・・・と言葉を濁しました。
まさか、
今までのことがあって、葬式に出るくらいが親と私とのこれからの関わりと決めています。
とは言い切れませんでした。
実際、私自身がちょっと揺れていますしね。
親が死んだ後、兄夫婦とは仲良くしたいから、波風を無駄に立てたくないし。。。
いずれにしても、今後どうするにしても、
誰かのせいにして人生を棒に振った(と思い込む)真似はしたくないので、
それだけを決めて、あとは日々を生きていくのが今できることだな、と帰りの道中思いました。
ところで、家族集合で仲良く自分のパートナーもいて、というのは今回の集合によって叶ったのだな(結婚してないけど)とハッとしました。
リビングでみんなで集まりながら笑いつつ、私は今、叶えたかった夢の中に座っているのだな・・・と一人感慨深かったです。
叶ったことを噛みしめながら(好きなことをガン見)、これからも進んでいきたいものです。