旅行中のトラブル、色々ありました。
やはり、一番は去年のカナダでのトラブルです。
個室シャワーの言葉に惹かれて選んだホテルは、そもそも正規で運営されているのか怪しいホテルで、見た瞬間、
通称、独房、プリズンブレイク部屋だな・・・と。
6畳も無い部屋に、ベッド、洗面台、便器(!)、シャワーがあるんです。
便器とシャワーは、申し訳程度のカーテンが着いているだけ。
鍵は、トイレの鍵くらいの貧弱さで、扉の下は、数センチほど空いています。
それで、一泊約7000円・・・・・・・・・・・・!!!!!
キャンセルすれば、お金は戻ってこないし・・・・3泊だけだし・・・・・。
ということで、泊まりきりました!
一日目は、眠ってからも扉の前に陰が出来ると、はっ!?として起きたりね。
周りからは同情やら、爆笑やら・・・・。
でも、そのとき決めたんです。
今のこの状況は、面白がってしまえ!そして、絶対無事に帰ろう。
幸い(?)事件も起こらず、無事帰国しました。
意地もありましたが、宿泊を続ける、と決めた時点で、びくびく悩んで、部屋の文句を言っても、しょうがない!
まずは、宿泊証明書をなんとしても獲得だ(それが無いと、宿泊費が落ちない)!!
※こういうホテルですから、オーナーもつかまらないし、つかまっても謝らないし・・・。
もう、絶対自腹は切らないわ!!!という強固な信念でw獲得しました。
別に部屋は最悪でしたし、もう一度泊まりたいかと言われれば、絶対勘弁!!!!!ですけど。
でも、何かあったとき、そうやって「やる抜いて、楽しんで、で、ここから次へいくぞ!」という気持ちは、確かに最悪の3日間を乗り越えさせてくれました。
さて、Zとのことは、どうなることやら・・・・。
来月、仕事の更新の返事をしなければならないので、もう一年日本にいるのか、来年の夏の終わりにはカナダに帰るのか。。。?
いずれにしても、今、目の前にいる彼を思いっきり笑わせて、
私も笑って、
悲劇に陥らず乗り切りたいです。
年下の外国人のことなんて、そんなに入れ込むなんて・・・・。
現実を見ろ・・・・。
年齢も年齢だろう?
なんていう声も無いことは無いですが、
最近気持ちがちょっとずつ浮上してきて、そして出した今の答えは、
しょうがない、だってZが好き。
そこから始めるしか無い、続こうが、別れようが。
出来る限りの協力をして、乗り越えていきたい。
なんで、私はビザを自力でスムーズに取れる力が無いの。
なんでZは結婚でビザを渡そうと考えてくれないの?
なんで、彼はカナダ人なの?
なんで私は英語圏での経験が無いの?周りの友人はあるのに・・・・・。
なんて、責めて責めていました(いまも、たまには)。
そして、仕事についても。
もっと振り切れるまでやれない自分を責めていて、もっと体を強くしなければ、なんで出来ない?と思ってましたけど。
しょうがない、体力は限界があって、私は弱い、でも、なんとかしてそこから始めて続ける道を探っていきたい。
ぴっかぴかの、大学教員とか、そこの競争に入っていけない自分の無力さが辛くて責めてて、泣きそうだけど。
ここまでやって、研究員や大学教員にもなれないなんて、最底辺の生活しか待ってないよ・・・って言われたりしたけど。
ずっと仕送りや援助を受けて、やっている同期を横目で羨んできたけど。
もっとやらなきゃ!!!って思いながらも、動けなくてベッドに沈み込んだ日を責めるけど。
しょうがない、だってこの分野が好き。
そうなったら、今の自分で、楽しんでやるしかない。
出会う人を大事にして、話せることを話して、勉強出来ることをして。
そうして出会う次のことを、また同じように大事にしていく。
そうしたら、たまに、たまーにだけ、
出会ってくれた人や物事に、言葉にできない気持ちが浮かんできて、抱きしめたくなる。
ずっと傍にいて、と思える人や物事が、今私にはあるのだな、と気付ける。
で、また、落ち込んだりするんですけどねw
そして、現状を切り抜けていくしか無い。