あれから、かなり勢い、というかスイッチが入り、真剣に一緒に住む動物を検討するモードに入りました。
やっぱり、犬か…という気持ちは夫(加奈陀人)も私も共通するものでしたので
じゃあどんな犬を、どこから迎え入れるか?
という段階に移行したわけです。
先日の保護施設の犬も素晴らしい犬でした。
でも…私は5年前に死んだ、15年一緒だった我が犬(ウェルッシュコーギー)に思いを馳せておりまして。
*私のコーギー好きは夫もとうの昔に知っておりましたので、付き合っていた頃、漫画をプレゼントされたりしておりました。
というわけで、コーギーに絞って探してみることにしました。
まずはカナダ国民みんな知っている募集サイト「kijiji」
トロント市内(見に行けそうな範囲)だと、
た、高い…!
一昔前とはいえ、日本で私がブリーダーさんから迎え入れた時の倍以上しているぜ…。
よく見ると、素人繁殖な感じもします。
素人繁殖でこの値段・・・?!
色々な意味で危険すぎる・・・。
一度見学に行きましたが、数名で借りているらしい一軒家の一階のリビングに当たる部分が犬達のエリアのようですが、
なんか、汚い・・・(賃貸なのに、こんな使い方を?!と驚きました)。
一回目の予防接種の時期あたりの子犬達ですが、それは引き取った人が行なう、健康診断等もしていない(引き取って人が行なう)…など、
あんた、それアカンやん・・・。
元々、雄のコーギーを最初に飼い、その後寂しそうなので()メスも飼った。
雄は買うとき25万程したので、子犬はこの値段で…みたいな話をされました。
繁殖は、どんなに熟練者が行なっても、子犬に遺伝性の病気が出たりする可能性があります。
全てを健康診断で判明出来るわけではありませんが、それでも可能な限り行ない、引き取った人が犬との生活に苦労がないようにするのもブリーダーの責任です。
売ってお金が入ったら、もう、この人それでいいんやな・・・と冷めた目で見て帰ってきました。
まぁ、犬達は可愛かったです。
こんな訪問でしたが、収穫もありました。
初めて雄のコーギーと接したことです。
私が暮らしていたのは雌で、当時東北の田舎にコーギーを飼っている家等なく….
雌一択で考えていましたが(性格がおとなしい、体の大きさなどの理由)。
初めての雄コーギーは、陽気で、来訪者である私にずっとついて回ってきて、常にニコニコしている感じでした。
雌コーギーは、最初は寄ってきましたが、あとは「じゃ、挨拶したし」というクールっぷり(笑)
むしろ荒々しさで言うなら、雌の方が…。
雄が私の方に寄ってきて撫でてーと、雌の前に出ようとすると
がうっぁっ!!!!
と怒ったのです。
すぐにブリーダーが引き離しましたが。
尻に敷かれているんだな、君・・・と生暖かい目で見つめておきました。
体の大きさも、雄雌とも同じくらいでした。
*どんな親から産まれてくるかで大きさにある程度見通しが立つと思われますが。
当たり前だけど、性格なんかは個体差だな…と実感。
人間でも、女性の方が優しく、男性は荒々しいとか言われていたりしても、
私=女=性格きっつい、夫=男=性格やさしい、とかあるしね。
そこで改めて思ったのが「性別はそこまで重要だろうか」という点でした。
あと、色。
コーギーって、毛色に違いがあって、茶色と白が有名ですが、黒ベースもあります。
私は以前飼っていたコーギーが黒ベースの子だったので、なんとなく頭でずっと、似ている子を追っていました。
しかし、前の施設での犬の件で思ったのが「見た目以上に、性格・一緒に楽しく暮らしていけることが重要だよな・・・」と。
見に行ったコーギー達は全員茶色×白の組み合わせでしたが、勿論どの子も(ブリーダーの態度以外は)可愛らしく、選べないほどでした。