さて、なぜか送金がキャンセルされていた問題。
発覚は相手からのメールで気付きました。
例の息子が取りにいったら、受け取れず、送金番号で追跡するとキャンセルされているというのです。
わたし、何もしてませんけど…。
というわけで、送金した支店に逆戻り、確認してもらいます。
ネイルが完璧な女性が「あら、あなた!どうしたの?」と気さくに聞いてくれるので、状況を話し、追跡番号で確認すると、
「この状況は、相手が既に受け取っている状態だわ」
な・・・なんだと…!?
相手は受け取ってないと言っていますけど?と言うと、
「その相手って、だれ?どんな関係?なんで送金したの??」と聞いてくる。
状況を詳しく言うと、
「…貴方、それは詐欺の可能性が高いわ…とりあえず、この番号に連絡して!まだ取り返せるかもしれないし。相手には連絡しちゃ駄目よ!」
初めての詐欺体験in加奈陀?(まぁ覚悟はあったけど)
届いてないと言って再度送らせてお金を取るパターンかな、とも思ったのですが、
サイト上では「このページが出たらこちらの番号まで」もありましたので、そちらにまずかけてみました。
まぁ、こういう経験で英語力が伸びていくのだろう…と遠い目をしながら、番号へかけ、カスタマーサービスの担当者に事情を説明し、追跡番号を言うと。
「その追跡番号はシステムトラブルでキャンセルされています。新しい番号はこちらですので、支店で送金した分を受け取ってください.その後、再度送金してください。」
……え?
完璧ネイルの女性と言っていること違うヤーン!
というわけで、その番号を聞いて、再度支店へ(3回目)。
「誰もまだ受け取ってはいないみたい。これ新しい番号。とりあえず返金出来ます?」
いぶかしげな顔をしつつ、もう1人のスタッフに聞くと、私の(正しくはカスタマーサービスの)言うことが正しかったようで、返金しつつ、
そのもう1人のスタッフも「そんなん払わないほうがいい!」と参加(笑)
ちょっと疲れたので、カフェで甘い物食べつつ、一息つく。
一息つくと、冷静になれるので(とりあえずお金も戻ってきましたし)。
至極真っ当なメールを相手に送ることに。
・システムトラブルで送金出来なかった
・スタッフには詐欺の心配をされて、私も不安に思うところがある
・そもそも我々の間での取引だったし、それならもっと簡単に送金のやり取りが出来る。
・貴方の息子は挟まずやり取りをしたい、勿論渡したお金をどう使うか貴方の自由だ
という内容でした。
さて、どう反応するか…と珈琲を飲んでいると、すぐに返信が。
・私はちゃんと譲渡できる子犬がいるし、信頼関係は我々の間であるはずだ。
・その信頼関係のある人間が言っている人間も信頼に足るはずだ。
・このやり取りを続けたいなら、こちらの指定する方法で送金すべきだ。
はい、終了。
一応、夫(加奈陀人)にも見せると「うん、これはおかしいね」と。
なぜか分かりませんがお金も戻ってきましたし、これも何かのお告げということで。
実際、メール以外何もやり取りはしていない状態でしたので、
北米風に「我々の間で信頼関係が出来なかったのは残念だ。この件はなかったことに」と送って、アドレスブロックで終わらせました。
というわけで一緒に暮らす犬について、振り出しに戻りました…。