結婚って決まるときはあっという間よねー、の事例報告

hikikomorikei.hatenablog.com

 

この記事をふと読んでいて、友人の話を思い出しましたので、一つ。

 

友人の知り合い(以下A)は、家事手伝いをしている32歳。

職歴もほとんどなく、メンタルヘルスに通いつつ、実家暮らしです。

三人姉妹の真ん中で、上下は家を出ていますが、彼女は以前実家暮らし。

お家は裕福ですが、ずっとそのままというわけにもいきません。

このままでイカン!と婚活を始めます。

3つほど結婚相談所に登録をし、紹介される人とお見合いを重ねていきました。

最初の理想は「医者か弁護士で、かっこいい人」=お金持ちでかっこいい人が良いから。(家族、呆然)

その後も、職業を限定することはなくなりましたが、今の生活水準を落としたくなく、尚且つ働く意思はないので、専業主婦希望は変わりません。

家族は、現実を見ろ!といいますが、本人は、自分の価値は高いのだから、相手は見つかるはず!と譲りません。

2年に差し掛かるほど婚活をしても、結婚に結びつくような出会いはありませんでした。

 

しかし、転機が訪れます。

3つも登録していた婚活相談所から・・・・・。

ではなく、なんと親戚から、見合いのお話がやってきました。(そのとき歴史は動いた)

年末も年末、それは突然でした。

下の子とA、どちらかお見合いしなーい?というお話です。(一番上は結婚している)

下の子は彼氏もいて順調だったこともあり、必然的に話はAへ。

ただ、遠方に住んでいるため、とりあえず釣書が送られてきました。

相手の釣書は、高学歴の研究者で、清潔感のあるさわやかな顔立ちです。

年齢は30半ばで、家族は驚きつつ、

「なんでこんなに条件が良いのにお見合い・・・?」と不安になるほどでした。(以下、B)

そして、Aは読書もあまり好きではない、ワイドショーや雑誌が好きなタイプ。

Aと話が合うはずがない・・・。

家族は心配します。

Aは会う気があり、では一応・・・とAの釣書を相手に送りました。

家族は、Aはきっと、断られるだろうな・・・まぁ、記念に会うだけでも、というなんとも失礼な気持ちで過ごしていたら。

 

相手がAを気に入り、是非会いたい!と連絡を寄越したのです。

 

はぁ???と家族は思いつつ、会う準備を整えます。

自分を高く見せようとして、母親の高級ブランドのバッグを持っていこうとするAに、母が全力で突っ込みつつ、会う日を迎えました。

 

お見合い当日、初めてのご対面。

食事をしつつ、話が進む中で、家族はB氏が、なぜお見合いをしたのか、悟ります。

B氏は、俗に言う理系男子で、そもそも女性との関わりがほとんど無い生活を送ってきていたのです。

そんななか、良い年齢だし、と世話を焼く人がいて、今回の話になったそうな。

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まさに、この本に出てくる如く、B氏は、食事に運ばれてくる物を嬉々として解説したり、角度の計算を話したりと(なんのこっちゃ)、ユニークなお人柄です。

そんな席で、なんなのコイツ・・・とはAはならずに、面白い人だ、くらいの印象をB氏にもった様子。

お互い気に入り、年齢も30を超えているので、じゃあ、来月結納しちゃいましょう、となったのが2週間前。(合理的に、さくさく進めたい性格の様子)

来月の半ばには結納をすることが決まり、むしろAは、あまりの物事の進み具合に、独身生活を惜しむほど。

 

 

しかし、結局、医者か弁護士ではないにしろ、理想である、

・高収入

・専業主婦ができ

・爽やかな見た目

の男性との結婚を、ほぼ叶えたA。

 

これって、上記のひなお氏の記事で言うと、

 

ステップ1:自分の願いを明確化。宇宙に向かってロケットどーん=かっこよくて、高収入で専業主婦が出来る男性が良い!という希望。

ステップ2:世界の全てがえっちらおっちら働いてくれる。手出厳禁。=盲点だった親戚筋からの突然の提案。

ステップ3:受け取る=お見合いを受け、婚約に至る。

 

あたりでしょうか。

この間わずか3ヶ月・・・。

あんなに悩んだ、Aと家族は、うれしさよりも、寧ろ呆然(笑)

 

しかし、まぁ、宇宙すごい・・・という事例報告。

AとBに、今後も幸あれ!!!!!!!!

 

追記

 

Aの中では、もしかして、周りに何を言われても、鼻で笑い、自分の思っている自分こそが現実だと確信していたのかな-・・・と思いました。

まぁ、直接Aと話したことはないのですが。

kaishaku01.hatenablog.jp

ほんとうに、コレw

何か言われても、

「あなたの中ではね・・・ふっ」

というイメージでAが思っていたりして。