先週末、もうダメだ・・・・ばたっ・・・みたいな気持ちで、
とうとう自分の指導教官に「博士課程を辞めます」と伝えました。
実は、ずっとずーーーーーっと思いながら、言葉にできなかったことです。
きっかけとしては、その指導教官から、
「(任意とはいえ)ゼミに全然来てないけど、なぜに?」
というメールが来たことです。
仕事があって、というもっともらしい理由は嘘ではなかったですが。
思ってもいない「頑張ります」を言う自分に嫌になってました。
全然、自分、研究者になれる気がしてない。
そこで、辞める旨を伝えました。(カナダに行くことは言っておらず。生活との兼ね合いが難しく、限界を感じたことを中心に伝えました。これも本当のことです)
ついでに、この前雑誌に投稿した論文も、ぼろくそのコメント付きで返ってきて、条件付き採録でしたけど、そっちも取り下げようと思うことも、これまでの指導の感謝とともに伝えました。
ゼミには出ない、だらだらいる私ですので、教官は「そうか、わかった」とくると思いました。
思いました。
思いました。。。。。思うでしょ?普通。
これで楽になれる、となんか、すごいホッとしました。
全然頑張ってないのに、噓をついている「頑張ります」にうんざりしていました。
そうだ、辞めるんだから、関心のある事、思いっきり勉強したり、会に出たり、本読んだり、翻訳とかもしちゃおうかな♪うへへへ。
これ、博士論文のどうつなげたらいいんだ・・・と苦しくならなくていい!!
と思ったら、30分も経たないうちに、教官から返事が。
「投稿している論文は、採択まであと少しのことろまで来ているし、頑張ってみてはいかが?辞めることも、まだ時間はあるので(今年度で辞めると伝えました)、ゆっくり考えてもいいのでは?」
・・・・・・・・・・・なぜに?
まさかの引き留め。
全く想定しなかったので、目がテン。。。
とりあえず、じゃあ(ダメだろうけど)論文の再投稿はするかー、とちょっとグデーっと。
でもなぁ・・・このコメントにどう対応すればいいのよねぇ・・・無理っぽいんですけどねぇ、と、別の先生(専門外・仲良し)と話してたら、
「見せてごらん?」(やるぞ、おら)
そこから、3時間、直しの指導。
内容は専門が違うので見られないのですけど、
文章の構成、伝わる言葉の選び方にバンバン(ガシガシ!!!)指導が入る夜八時。
そこからの
「秋のカナダでの引率の時のこと、行政の広報誌に載せるように手配したわー。ももえさんのこと推薦しといたから、書こうぜ!」
え・・・・・・・?
先生)「あと、この前学会で発表したことも、〇〇の学会誌に論文投稿しようぜ!業績にしちゃいな!見てあげるから」
私)「え・・・でも、通るか自信な・・・(先生)「通るように指導するんだっつーの。そのつもりで書くべし。今回の引率の時、その辺の調査も一緒にしてきちゃうぞ」
そして、指導が入った再投稿の分を指導教官に渡したら、
「忙しい中、よく頑張った。私もできる限りサポートする。これで大体はいいから、あとは、このコメントにはこういう回答で・・・」という言葉とともに、参考文献のpdfが送られてきました。
私、辞めるって先週言ってたよね?
な、なぜに・・・。
(とりあえず、週末仕上げて、来週出してきます)