日曜日の朝のことです。
お休みの日かと思いきや、Zは朝からボランティアに行く予定。
せっかくロンドンから帰ってきてから二人で過ごせる週末なのに・・・・と思いながらも、じゃあ私はホットヨガのクラスにいくし、終わったら神戸で待ち合わせしましょう。
朝は、一緒に出ましょう、って決めていました。
でも、当日の朝、私は支度を済ませていつでも出掛けられるようにしたんですが、彼がグズグズしている。
私も予約を入れたし、そろそろ出たい。
「ねぇ?そろそろ出ない?」
「あと10分したら出るよ」
そう言いながら、スマホをいじっています。
うーん・・・・。
「ねぇ?・・・」
「出掛ける時は出るから!出掛けたいなら、君は先に行けばいいだろ?」
えぇ!?がががーん・・・・。
一緒に出ると思って、近場じゃないクラスの予約にしたんだけどな・・・。
でも、一緒に出ることに拘っているのは、いい気分じゃない。
なら、先に出ちゃえ!
「わかった!先に出る。よかったら、お互い終わったら、神戸で会いましょう!!」
え?じゃあ、僕も、すぐに出る・・・・と言い始めたけど、
「大丈夫!あなたは、あなたで決めて♪それでいいのよ。じゃあ、またねー!」
「あぁ・・・うん・・・・」
で、安定の2クラス連続で、フンガーと慣れないポーズを楽しんでスマホを見たら、Zからメッセージが入ってました。
「今朝は、ぐだぐだしていてごめん。あのあと、1時間だけ休むことにして、今からボランティアにいってくる。君がヨガを楽しんでいることを願っている。ボランティアの後に会おう!」
そっか、疲れていたのか、そりゃそうだよな、先週ロンドンだったし。。
休んでスッキリしたみたいだし、よかったよかった。
あのとき、一緒に出るか、先に出ちゃうかの選択で、
一緒に出る:相手の出方を見ていて、ちょっと恐怖心(大袈裟に言うと)と苛立ちも入っている。
先に出ちゃう:行っちゃえ行っちゃえ♪ヨガをすればスッキリするし、どうせZとは別々に行動する日だ。
という内情でしたので、先に出ちゃいました。
結果的に、彼もゆっくり休んで出掛けられたようですし、私も予定通り到着しホットヨガを楽しめました。
今はコーヒーショップでこれを書きながら、ロンドンで面接を頑張った彼のお祝いにケーキでも買おうかな、とか色々と楽しいことを考えています。
そうだ、いつだって、思い切ってでも、自分の好きなようにしてみる。
そうすれば、ちょっと楽しい時間が待っているような気がします。