愛読ブログで、こんな記事があがっていました。
前の記事では、まきお先生と録ったラジオから肉声をアップしておりました。
聞こえる声は可愛らしく、きっと可愛らしい美肌女性なのね、ふふふ、とロシアン高校生との一騒動を、ドラマのワンシーンのように想像していました。
爆笑させていただきつつ、楽しい気持ちでバスを待っていた今日。
隣に人が並ぶのを感じつつ、気にせず正面を向いてバスがくるのを待ってました。
(今日遅れてるなぁ・・・)
「旅行って好きですか?」
(この後待ち合わせてるから、早く来ないかなぁ・・・)
「あの・・・・」
(・・・・・・ん?)
え?私に話しかけてるの???
左を見ると、20代半ばほどの男性が立っています。
「は?旅行???」
「あの、突然すみません。旅行とか、みんなで食事とか。サークルに興味ありませんか?」
旅行と言えば、1週間滞在した先で散歩と読書しかしない私は、旅行が好きと言えるでしょうか?いや、言えません。
サークル?
人生で一度も所属したことがございません。
というわけで、
「旅行もサークルも、特に好きではないですね」
とお答えするも、
「旅行好きじゃなくても、みんなでご飯とか、どうですか」
旅行はどこへ・・・?
というか、貴方はどなた????
「これは、なんの勧誘なの?見た目から分かると思いますけど、私、お金は持っていないのよ」
と、速やかに自己申告。
お仕事か任務かは存じ上げませんが、無い袖は振れないので、ターゲットにならないと分かれば諦めるでしょう。
バスももうすぐ来るし、身動きがとれないから、これで終われると助かります。
「違います、そうじゃなくて。すみません、俺、怪しいですけど、怪しい者じゃなくて・・・!公務員してます、これ、公務員の保険証です。あの、よかったら、ご飯に行きませんか?」
ちょっと待てこれ、何処かで見た構図です。
あ な た か!
確かに、あらドラマティック♪とか思いましたけど!
なに、この火の粉・・・!
「貴方、いくつ?私、32歳なの。絶対私の方が年上でしょ?それにお金もないから、何も引き出せないのよ?」
「俺、26です。年齢もお金も関係ありません。俺、○○市で仕事してます。綺麗だと思って、普段こんなことしないんですけど。声かけました」
「彼氏もいるの」
「結婚してるわけじゃないんですよね?二人が駄目なら、サークルの集まりで、みんなでご飯しませんか?」
保険証の下りから、正直笑いが止まらず(行動が想定外過ぎて)、イマイチビシッとした姿勢になれない。
見た目は、今風な20代半ばの男性は、引き下がらない。
しかし、流されたい気分ではない。
なんとか押し問答をしつつ、バスがやってきました。
「ごめんなさいね」
と、バスに乗り、その場から退却しました。
なに、この飛び火・・・・。