自分の食生活を真剣に考え直したこの頃…。
カナダでは、妊娠中に妊娠糖尿病の検査をします。
時期は人によるようです。
もともと持病がある方、身内で糖尿病を患っている方など、条件次第で早めにやる方もいるようですが、
私は、高齢でアジア人、という危険因子はあれど、25週で50gグルコースチャレンジ(glucose challenge test)、という検査を行いました。
これは、特に絶食などはせず(朝食に甘いものは食べないでね〜とは言われた)、50gの甘さが入った(その甘さがグルコースなのか)飲み物(気の抜けたファンタオレンジ風)を飲んで1時間待って(飲食厳禁、トイレは行ってもいい)、血液検査をします。
数値は聞かなかったので詳細はわかりませんが、とりあえず引っかかりました…(2日以内に連絡が来ました)。
その検査前の1ヶ月あまり食事ができず、体重も妊娠前から特に増えず(七ヶ月超えて3kg増加)、引っかかると思わなかったので、まぁまぁショックでした。
管理入院、とかはカナダではなさそうですが、食事管理と血糖値検査(自分で指に針を刺して測るらしい)、それでもダメな場合はインシュリン打つ、ということになるようです。
というわけで、精密検査へ行ってきました。
出来るだけ早く行ってほしいということで、3日後に検査機関へいきました。
*カナダでは血液検査などは、検査機関に自分で予約などをして行きます。担当医や助産師から検査のための書類をもらっておいて、自分でプリントアウトして保険証と一緒にいざ出陣。
検査を通過したいと思う反面、下手なことをして通過しても今後のために良くないから、まぁとりあえず心を落ち着けて行くか…と思いつつ、色々検索します。
素人調べですが、どうも食べなさすぎて血糖コントロールが落ちてたのかなぁ、と思い、
検査までの数日は、体調も良かったので、出来るだけ一人前食べました。
内容は、普通(笑)の食事です。
ご飯(150gくらい)とおかずと汁物、一回だけ、甘いもの(エクレア)半分を食べました。
この一ヶ月は半量くらい(雑炊メイン)しか食べれてなかったので、結構食べたなぁ、と思いました。
当日は朝食抜き(水は飲んでいい。検査前の8〜12時間絶食なので、夕食を食べて、次の日の朝に検査に行ければベスト)で検査機関へ行きました。
妊娠してから車酔いがますます酷くて、10分のドライブで、うっぉっ…となりながら検査開始。
ここからは飲食厳禁で、まず空腹時での血液検査。
75gグルコース入り(?)の液体を飲む。
*既に気持ち悪くて5分くらいかかって必死に飲む。
1時間後に血液検査。
2時間後に血液検査。
3回も刺されるのか…と憂鬱でしたが、仕方なし。
それよりも2時間もつか、私の体…と不安になってたら、やはり飲んだ後気持ち悪くなりました。
*迷走神経反射が発動した模様。
ですよね〜!って思いながら、ここで吐いたら検査取りやめ、やり直しなので、ゾンビのようにスタッフの方に、
「ベッドを…貸して…いただけないでしょうか…」とお願い。
たまたま!空いている検査機関でベッドに空きがあったので横になれました。
正直無理なら、床にそのまま横になろうと思っていましたよ…(迷走神経反射では、頭と心臓を同じ高さにするのが重要)。
ベッドで1時間後の血液検査をしてもらい、ちょっと気分が良くなったので2回目は座って出来ました。
嫌な顔をしないで親切にしてくれた検査技師の方よ、ありがたい…!
帰ってからは、もし食事管理が必要な場合を想定して、仮の食事予定を立ててみたり。
食後ちょっとでいいから運動するのに(食後の運動が血糖値管理にいいらしい)何がいいか調べて実践したりしてました。
私の普段の食事だと、カロリーは全然問題ないのに、糖質が多くなってしまうのを発見したり。
そうなると、意外と北米の低糖質のレシピが参考になるな、とか。
発症したら、将来の糖尿病リスクはあがるから、じゃあ今から備えておいた方がいいな、とか。
悶々として結果を待ちました。
カナダって、結果に問題のない時は連絡してこないパターンが多いと思うんですが、私の担当助産師は結果を受け取って、すぐに連絡してくれました。
*検査期間から担当医へ結果が送られる。
1日で結果はでて、無事全数値正常値で通過!
いやー良かった!
でも、こんなことでもなければ自分の食生活を真剣に考えることなんて、あんまりなかったし、
血糖値管理はできればしたほうが今後のためだし、食事記録と運動がんばろうと再決意しました。
そんな最近の出来事。