3年目に間に合ったこと

私は2018年に永住権申請をし、夫は配偶者としてその申請に尽力してくれました。

永住権の申請には色々な方法がありますが、結局我々は結婚し、それをもっての申請となりました。

*その辺のすったもんだは、Blogに書きなぐって消化していました…懐かしい。

その際、提出書類の1つに、永住権取得後3年は配偶者(永住権・加奈陀市民権保持者)が申請者の面倒をみる、という項目があったのです。

保証人も必要で、夫の母がなってくれました。

*現在の申請要項では変更している可能性あり。

そのときから「3年が自立の期限だな…」と強く思い、右往左往しながら加奈陀で生活してきました。

国際結婚は、文化の違いから仲違いする可能性が高いし、離婚率だって高い。

今は良くても、いつどうなるか…。

そしてここは異国の地、加奈陀。

1人で放り出されたらたまらんわぃ、と思っていたのです(いまもですけど)。

そして3年目の今年、ようやく(ギリギリですけども)1人になっても生活できる基盤(つまり仕事)が出来ました。

 

いやー、なんというか、ようやく、ここから結婚生活が始まるなぁ、という気持ちなんです。

ちなみに我が夫は、ただの一度たりとも経済DVなどはせず(まぁ、2人とも貧乏ではありますが)、私の仕事が無い日々を支えてくれました。

私自身も日本からの貯金を移してはいましたが、確実に減っていくので、ストレス待った無し。

しかし、これでようやく、自分の人生を落ち着いて考えられます。

 

 

という話をこの前夫としたら、しみじみしながら、

「いや、君はね、離婚するとなれば、仕事がまだでもばっさりいきますよ。僕は知っています…」

と遠い目で言われたんですが。

 

ちなみに現在のパンデミックで学校は大パニック中な加奈陀ですので、教員である夫は新学期を目前に仕事が未定です。

まぁ、雇用保険があるので私の仕事と合わせれば、なんとか暮らしていけます。

というわけで、現在家のことは夫中心に動いています。

私より家事が断然うまい…(特に掃除)。

帰ってくると、犬と猫の世話、そして夕食が出来ているありがたさ…。

私のお給料がもう少し良ければ、教員はパートタイムで家のことを担ってほしい…。

 

勿論今の仕事だっていつどうなるか分かりませんが、まぁ基盤が出来るのはいつだっていいものです。