犬と一緒に暮らすことを決めた4

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日本から無事(ギリギリ)帰ってきました。

2週間程の滞在で、大阪→秋田→東京、という謎のルート。

安定の体調の悪さで(暑いし、疲れのため。いつものこと。1回以上は血圧下がって倒れそうになるのがお約束)、しかし意地で人と会い、食事を楽しんできました(最後はおでんの大根と豆腐しか入らなかったけど…貧弱万歳…日本の食事のあっさりさに救われておりました)。

 

さて、犬を飼う件が振り出しに戻ったのですが。

選択肢は2つ。

今回は止めるか、続けるか…。

(かっこつけようにも、それしかないんですけどね!)

実はこの時点で日本行きが1週間後に迫っていたので、それを期限に探し続けてみました。

しかし犬ネットワークもない私は、どうすれば…?

あてもないままネットを彷徨うしかない…。

 

そもそも、犬は今飼うな、ということかしら…。

そうよね、まぁ、いなくても生きてはいけるし…。

 

とここで、思い出す「*Ottawa Corgis」の存在を!

*facebook上のコーギーの集まり。

ここには、お宅の自慢のコーギー写真館がありまして。

そこには、名前・誕生日、

そしてブリーダーの名前があるんですよ!

というわけで、片っ端からブリーダーの名前をGoogle先生に聞いてみます。

同時に、御馴染みの掲示板「kijiji」でも探してみることにしました。

 

問い合わせしつつ、値段の折り合いがつかなかったりしていたところ、一つの繋がりが!

kijiji」に載せている「コーギーの子犬譲ります」の投稿者の名前と、Ottawa Corgisに載っているブリーダーの名前が一致したのです。

 

こりゃ、信頼出来そう!

子犬には健康診断、一回目の予防接種、1年間の保証等、基本を揃えてくれている。

とりあえずメッセージを送ると、即日返信で、

「よければ、まずは見に来ない?」

という素晴らしい文言!

住所を即座に送ってくれました。

詐欺の可能性低そう!

でも!でも!!!!

車で3時間以上かかるや〜ん!そもそも車ない!!!電車やバスでは行けない!!!!

まぁ、考えてみたら犬の繁殖って、都心部では(無理ではないけど)難しいですわね…。

納得の住所と言えば住所か…。

ちなみに本業は酪農ということで、馬や牛を育てている傍らコーギーの繁殖も副業でやってるんですって。

コーギーは牧羊犬なんですよ!

教えてもらった住所をGoogleで見ると(疑り深い)、

確かに農場があるではないか…!

車があれば、ぶいぶい運転したかった…!!!

というわけで、メールでやり取り。

しかし、1日悩んでいる間にどんどん売れていく子犬たち。

気がついたら「あと一匹残っているよ〜」という状態(笑)

ここまで連絡して3日、早いわ、大人気か。

ここは決断の時であることは、鈍い私も分かる。

ここで決めるか、今回は犬を飼うことを見送るか、である。

ぶっちゃけ残っていたのは(大した理由はないけど)写真の中で一番「無い」と思っていた子犬。

ただ、嫌悪感故に「無い」と思っていたわけではなく、元々「トライカラー」(黒が入っている毛色)を考えていたので、目に入ってなかっただけなんですけどね。

その頃には「別に毛色、そこまで拘りない」に傾いておりました。

 

ここでふと改めて、

私、15年近く、この犬に責任持てるのか?と急に怖くなりまして。

自己犠牲はしませんが、生活は確実に変わります。

カナダの犬は、出会う犬達はすべてといっていい程お利口さんで、私もしっかり躾ないと犬も私も肩身が狭くなります。

30分くらいパソコンの前で1人悩みました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よし、飼おう。

犬も私も幸せなカナダ生活をするために、

できるかじゃない、やるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

とか言って、もう売れてたりするかも。

まぁ、そうなったら今回は、やめ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と覚悟を決めてメールを送り、待つこと2時間。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「了解!じゃあ最後の子は貴方に譲るわね!」

 

 

 

 

 

 

 

 

こうして、我が家に新しい一員が増えることになりました。

新居までは届けられないので、引っ越しの日、トロント近郊で受け取ることで話が決まり、犬にとっては長いドライブの日になりそう(農場から受取地まで2時間以上、そこからオタワまで5時間くらい…)。

 

*あとで聞くと、どうも我が家に来る犬は子犬の中でも一番の大食らいなようでして…。そういえば、きみ、脚、太かったもんね…(写真は5週目の頃)。