堪えた夜

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夫の面接に誘われてオタワ初上陸。

面接に送りだしたら、近所の店で朝ごはん。

しかしアーモンドクロワッサンの大きさよ…。

オタワって、そういえば首都か…というほどの静かさがあります。

川を挟んでケベック州をまたぐこの都市は、カナダの政治機能を集めた場所。

というか、それだけと言っていいほどそれだけなので、

バンクーバートロント方が目立つのも納得です。

 

さて、先日書いた通り、政権のおかげでオンタリオ州でのここ4年の夫のキャリア形成は絶望ではあるんですが、

じゃあなぜオタワかというと、非常勤講師的な職位のための面接です。

しかし、初めてのオタワ。

トロントモントリオールのいいとこ取りかしら?という印象を抱いた私としては、

住む場所としての第一候補熱を益々あげたのでした(笑)

 

正直、オタワはわざわざ観光するかというと、まぁ一日だけ立ち寄って、モントリオールに行けばいい、という感じですが。

住むとなると、わたしには最適な雰囲気とサイズです。

モントリオールほどフランス語優勢でもないのも助かる!

とは言ってもフランス語があると仕事の幅がかなり広がるので、今回移住はなくても、将来のためにフランス語を始めようかしらと、ぼちぼち考えています。

実際に来て自分の目で確かめるの大事だと痛感。

人それぞれ、好きな街の規模感や雰囲気って違いますもの。

 

さて州政権の政策で教員採用は凍結したわけですが。

そういえば私立の学校の教員採用はどうなのかしら、それ応募しないの?

と聞くと、知らなかった夫の新たな信念が聞けたオタワの夜…

 

色々言っていましたが、平たくいうと、

「私立高校という社会の不平等の場所の一員になりたくない」

だそうで。

 

お、おぅ…とだけ返しつつ、

てめぇ、自分自身が資本主義社会における北半球先進諸国の不平等さの一員であるコトを無視しやがって、舐めてんのか?!あぁんっ??!!

と言うのを堪えた夜。