先日、正式に永住権資格取得を完了しました。
永住権カードはまだ届いていませんが、身分としては資格を得た状態ですので、カナダでの第一歩を踏み出したと言って良いのかしら。
誰かの参考になればと思い、ざっくりとですが流れをここに記します。
なお、永住権申請については、かなり頻繁に改変しているので私の体験はあくまで「参考」です。
申請される場合は、カナダ政府のサイトで逐一正確な情報を得ることが重要です。
そもそも、永住権申請は個人で行うことが可能です。
しかし我々はカナダにいる移民コンサルタントさんにお願いしました。
*カナダには移民コンサルタントの正式な資格があり、それを持っていないとアドバイスしたりしてはいけないらしい。
*弁護士さんも専門家としてアドバイスをすることが可能。
これについては意見は色々あるようですが、私達の実感としては
「お願いして良かったわ〜」
でしたね。
え?配偶者は加奈陀人でしょ?彼を中心にやれば良いじゃん!!
と思う方もいると思いますし、実際そう言う方も多いです。
でも、彼の生活の忙しさ、性格を考えると、
「まぁ、ここは腹を括ってお金で解決したほうが、最終目標(永住権取得)に確実に辿り着ける」
と判断しました。
これは我々の判断であり、自力でやる方々も沢山います。
なお、夫はコンサルタント料、永住権申請料を半額払ってくれました。
おい、貴方、良いやつだな!と真剣に感動しましたし(私の永住権なので自分で全額払うつもりでした)、そんな私に夫は若干引いていました。
コンサルタントさんと相談した結果、国内申請で永住権取得を目指すことにしました。
最初はコモンローで申請することを決めていましたが、夫の心変わりで、法律婚をすることになったのは、2017年の夏も終わりかけの時でした…。
心変わりは無く、結婚し、コンサルタントさんと二人三脚で書類を揃え(コンサルタントさんが必要な書類一覧を渡してくれたので、それに沿って役所等を回りました)、
2018年7月初旬に書類をカナダ政府に送付
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一週間程で「届いたで」という連絡が政府から来る。
*ここから政府の連絡は全てコンサルタントさんに届き、それを逐一転送、指示をしてくれました。
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恐らく2018年8月あたり、夫が私のスポンサー(保証人)として認められたと連絡が来る。
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2018年9月下旬、同時に申請していた労働査証(Open Work Permit)が通過し、労働査証獲得=カナダでの仕事が可能になる。
連絡後一週間程で、ビザ原本が届いたので、それをもって、SINと言われる、社会保障番号を取りに近所のService Canada(お役所)に行く。
*観光ビザで入国しているため、ビザ延期の手続きが必要か?とコンサルタントさんにきくと、
移民申請の際にOpen Work Permitの申請を観光ビザが切れる前にしたので、
聞いておいてよかった〜100ドル損するところだった〜。
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2018年10月下旬、健康診断に行って、診断書を取り(指定の病院がある)、それを政府に送る。
↓(この期間が長く感じました…日差しも少ない季節ですし)
2019年2月、全ての書類が審査を完了し、通過したメール連絡が来る。
*身分証明書(オンタリオ州の運転免許証にした。写真付きの身分証明証が必要な模様)、申請書(その場でくれた)、メールをプリントしたものを持ち、Service Canadaにいき、州の保険(OHIP)の申請を行なう。
メールを受け取った日から3ヶ月の待機後から、1年間OHIPを使える許可を貰える。
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2019年3月、Canada Immigration Citizenship(CIC)のオフィスで面接をする日時の連絡が来る(メールから10日後くらいの日時指定)。
夫と二人行く必要があり、それぞれ必要なもの(写真やパスポート等)を用意し、出向く。
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個室で面接するのかしら、と思ったら横並びのカウンターの一つに呼ばれ、立ったまま面接。
住所、子供の有無、最後にカナダに来た日は?などなど質問をされ、答える。
*用意した書類等が完璧だったようで、担当職員に大いに喜ばれた。
面接を終え、
「Welcome to Canada!」
と共に、控えを貰う。
永住権カードは8〜10週間以内に郵送で直接届くが、この控えがあれば永住権カードの代わりに色々使えるらしい。
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去年の9月に取得したSINの変更を行う。
同じ建物にService Canadaがあるので、そのまま行なう。
今回貰った番号は、永住権更新後も同じらしい(変更の必要は無い模様)
以上です。
カナダ政府のサイトで試算すると、12ヶ月かかると言われていましたが、
(カードはまだ届いていないものの)約8ヶ月で完了出来たのは、一度も書類の再提出等で足踏みをしなかったおかげかなぁ。