正しさのぶつけ合いより、気持ちにより添う

ある週末、私の両親が、私の家にやってきました。

 

父の同窓会が故郷であり、その帰りに寄りたい、と言ってきたので、Zとのことを、二人で話す良い機会だと思い、了承しました。

 

両親には、電話で私から、

・コモンローでやっていくこと。

・私がカナダに移ること(私が移りたがっていること)

 

を事前に話していましたが、そのときの二人の反応は、

大反対!!!!でしたー♪

 

Zにも、事前にそのこと話していましたが、嫌がることもなく、4人で食事をすることにしました。

(その直前に、両親は中々に失礼なことをZにしてきて、すごくガッカーリ・・・とZへの申し訳なさ)

 

両親は、Zの考えは納得できないし彼の考えはおかしい、私は彼と別れ、中途採用の公務員試験を受けて、安定した環境で日本で暮らし、結婚するべきだ・・・・ということを、特に彼が帰ってから私に言っていました。(私、今年34ですけどね)

 

しかしZは、自分の考えの正当性を私に詰め寄るでもなく、私の両親のことを言うでもなく。

 

両親と折り合いが悪い私が、両親を家に泊めているので、そのことだけを心配して食事中も気遣い、帰ってからもメッセージを送ってきました。

 

体調や気分はどう?みたいなね。

 

そのことに、すごく感動しました。

 

そして、もし必要なら、何度でも私の両親と話をするから、と。

※いっそ、私の方が面倒で「義理は果たしたし、もう二度と会う必要はないから」と言っています。

 

そして彼だけが、私のこれからを信じてくれていました。

 

母「あなたは若いし、これからなんでも出来るだろうけど、娘は年だし」

Z「僕はこれから挑戦していきますが、彼女だってやりたいことがあれば挑戦することは出来ます」

母「貴方はなんで娘を選んだの?貴方なら、娘なんかより、もっと若くていい人選べるでしょ?」

Z「彼女は綺麗で頭が良くて、最高の人です。僕は彼女に出会えて幸せです」

 

とかね。

娘を案じた故の、両親の言動と捉えようとしたんですけど、

 

そういえば、物心ついたときから、私の話を聞かないで、私の話をしているのに自分たちの気持ち(今回の件で言うと、自分たちの不安や憤り)だけを主張してくるのに、傷ついてきたんだよなぁ・・・。

 

という、ことに改めて気付きました。

 

そして、私はもういい大人なんだから、なんでも出来るんだよなぁ、とも。