すべてに感謝は、水に流すことでもない

よく、全てに感謝しよう、という言葉を見つけて、

無理です、悟れません・・・。

と思っていました。

良い気分で~全てに感謝して~とか、

仏陀か?悟りか??

全てに感謝をする=今までのことを無かったことにして、「無理矢理」良いところだけを見る、という解釈だったんですよね。

でも、ある日、ふと思いました。

全てに感謝している状態=快なんではないかしらと。

だから良いのではないかと。

というか、快だから全てに感謝になるな、と。

別に全てに感謝=超絶ハッピーうぉー!!!ではなくて、

まぁ、色々あるけど、どれもこれも悪くないな、ありがとん、くらいの軽い感じも、ある種の全てに感謝状態です。

 

運動でも、カラオケでもなんでもいいんですけど、スッキリしているときって、スッキリしているから、そのときは暗くなったり落ち込んでたりしない。

そうなると、ちょっと冷静になって、ふと、気付かなかった自分の今の良いところを数える余裕が出来てきます。

例えば、私は昔蓄膿症が酷くて鼻呼吸できなかったんですが、それを思い出して、今、鼻呼吸できてるわ、とか。

ニキビ、そういえば出来なくなったな、とか。

ホットヨガで良いクラスに出会えたな、とか。

大なり小なり、ちょいちょい出てきて、そういうときって、

「あぁ、色々とよかったなぁ・・・」って思えます。

この状態も、ある種の「感謝の状態」と言えます。

ポイントは、無理して見つけたんじゃなくて、力が抜けたら気付く状態、な気がします。

気分が大事って、あゆおさんも、色々な方々も散々言っています。

そして、気分が良くなると、結局感謝するしか出てこないなぁ・・・と思います。

逆に言うと、気分が乗らないときは、感謝なんて出来ません、そりゃ強制で苦行です。

感謝をしないと・・・!と苦しいのって、本末転倒です。

死ぬほど嫌いな人を目の前に、感謝しないと・・・・とかただの苦行です。

とりあえず気分が収まるなら、それが正解、感謝はその後の話なんですよね。

だから、自分の好きが大事、寧ろこれだけが大事なんじゃ?と思います。

 

あと、気分が快(落ち着く)=感謝、くらいになると、

若干腹をくくった気持ちにもなれます。

とりあえず、やれるだけやるかー、というのも、落ち着いて物事に当たれる大事な要素です(これがないと、一歩を踏み出すのに恐怖心でいっぱいになるもので)。