綺麗なものを見たら、いいきもち

京都では、ポール・スミス展が終盤です。

 

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さすがスミス、写真も撮り放題でした。
 
最後のメガネの写真は、アングルがとても下手ですね。
 
なぜ、こう、お洒落写真にならないの・・・?
 
ポール・スミスを見に来たのは、気持ちを切り替えたかったからです。
 
綺麗なもの(わたしにとっては)をみると、落ち着きますもの。
 
 
 
もやもやは、思わぬ形で結末を迎えました。
 
とにもかくにも言えるのは、つまらない自己犠牲は、碌な結果を生まないことが分かった、ということです。
 
自分がやりたいからやる、ではなく、誰かによく思われたいからやる、になれば、
 
なにか自分にとって変だな、嫌だな、ということが起きて気付いていても、
 
それを止めるとか、それから離れることによって、誰かに迷惑をかけるんじゃないか、
 
無責任に放り出してそんな自分は駄目人間で、今後に影響するんじゃないかという恐怖がどんどん膨らんで、
 
自分を覆い尽くしてしまうような気持ちに苛まれてしまう。
 
そしてそれが、私にとって本来大事な人へ、八つ当たりしてしまったり・・・なんて本末転倒もいいところになってしまう。

それが、よく分かりました。
 
結果は、私はカナダに行く必要がなくなり、待たせていた知り合いの人がいるんですが(現地のアテンドをお願いしていた)、その方に謝罪とともに断りを入れました。
 
こちらの都合で待たせていて、つまりその人に取ってはその間スケジュールを組めない状態にさせていたわけですが、そんななかで、断りを入れたら、
 
もし急に予定が変わってアテンドが必要になったらいつでも連絡をください、というお言葉を頂きました。
 
申し訳ない気持ちと、感謝でいっぱいでした。
 
そんな状態でしたので、スミスに癒してもらおう、と出かけたわけです。
 
来週末で終わるので、昨日も混雑していました。
 
最後にある写真撮影エリアでは、こんなポーズで。
 

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並んでいる人が協力し合って撮っているのですが、我々が撮られるとき、

 

「はい、チーズ!」と言われながら、後ろ向きで待っているシュールさよ・・・。