永住権申請が終わり、あとはひたすら待つだけの日々です。
カナダのくせに、30度越で湿度もある日があると、エアコンのない身としては、なかなかに辛い…。
そして、今日(8/6)は祝日で大学図書館を使えないため、夫の友人が5人ほど家に集まっているので益々暑苦しい(笑)
私は外に逃げ出しました。
なので家計より、カフェで珈琲を飲んでます(うっひっひ)。
仕方ないんですけど、動けない日々に苛立ちを感じ、色々手を出したり引っ込めたりしながら過ごしています。
そんななか、あゆおさんのブログのこの部分を読んで、ちょっと思い出したことがあります。
5年前、日々の生活費を稼ぐことと大学院、先の見えないこれから、海外生活の基盤を作れる可能性のなさにうんざりしていて、大学院を辞めようと思っていたときのことです。
指導教官には、海外は大変だし奨学金は若い人(当時30歳)くらいしか出ないし、無理じゃない?と言われ、あー、ほんとどうしよー、と茫然としていました。
そして、それを跳ね返す努力よりも、日々の生活に疲れている自分自身にがっかりもしていました。
でも、ちょっとその前に、と思って他の知り合いの大学の先生(アメリカで博士号取得)に、海外でやってみたことでも話してみたのが私の一歩でした。
そこからとんとん拍子に…とは行かないのが私の人生(笑)ですが、振り返ると、今に繋がっていることは分かります。
その先生の研究会を手伝い、
→同時に今の自分に出来そうなこととして、学内のラングエッジエクスチェンジに申し込み、それが縁で夫と出会い
→研究会に来ていた他大学の先生のプロジェクトに遊びに来ないかと言われ
→そのプロジェクトに関わりカナダに行き
→カナダに知り合いが少しだけ増え
→夫がカナダに戻ることになり
→結婚
→現在カナダ永住権申請中
端折って書くと、こんな感じで、確かに今に繋がってきているな、と。
夫は法律婚懐疑者なので、しょうがないから自分で自力でビザなど何とかするしかない、と思っていた矢先、夫が結婚すると言い出したり。
プロジェクトで何をしたらいいか分からず右往左往したり。
中々綱渡りなことばかりでしたが、言えることは、あゆおさんの言う通り、
「突然の奇跡によって夢のような環境がある日突然やってくることを待っている状態の時は何も変化しませず、変化が起きたのは自分にできる範囲から夢の実現に向けて一歩ずつ踏み出してみてから」
だったな、と。
夫が法律婚しない、と主張していく中で、夫を変えよう(法律婚をしたいと言い出す)としているときは、全然だめでした。
やっかましー、じゃあ私は一人で生きていく、ヤル気があるならついてきな!という気持になって(破れかぶれ?)ビザやらコンサルタント、学校など必死に(鬼の形相で)やり始めたら、なぜか夫が結婚すると言い出したのが一年ほど前です。
というわけで、今できることが限られていて、先の不安もあり、私、経済的に自立を果たせるのか…と病みそうになっていますが、
バリバリ成功している友人と比べてハードルあげまくるより、とりあえず近場で出来るボランティアから始めてみようか、って感じです。