その初めてを楽しんで

kaishaku01.hatenablog.jp

 

カナダへ移住して、一週間が過ぎ、blogを書く気持ちが出てきました。

懸念していた、片道航空券での入国は、心配をよそにあっさり通過できました(用意書類のおかげ。コンサルタントさん、ありがとうございます)。

しかし、待ち合わせ場所に来ないZと、空港ですれ違うこと2時間…。

まさかの出口間違い、まさかのZのいるところだけWi-Fi不通。

コント?

二人ともぐったり、全然気持ちが盛り上がらない再会を果たしました(笑)

 

最近、あゆおさんがblog記事をアップしているのが、嬉しいです。

色々とあったことかと思います、どうぞご自愛くださいませ。

 

今回の記事の内容も、現状と併せて、首がもげるほど頷いております。

 

(以下、リンク記事より引用) 

>ポイントは、この渋滞というのは自分の力だけでは解消することができないということです。

「渋滞よなくなれ!道よ開け!!」と思っても、その状況を引き寄せることはできません。

 

渋滞の時自分にできるのは、ただリラックスして車に乗り続けること。連絡できるなら待ち合わせしている相手に「遅れます」と連絡すること。車を運転している時は焦らず落ち着いて安全運転を心がけること。もし確実に安全に回り道ができるなら違う道を選んでみること。それくらいかな?

渋滞は解消できないけれど、渋滞にハマっている自分の考え方やこれからとる行動は変えることもできるっていう感じです。

(以上、引用)

 

立ち寄ったカフェで記事を読みながら、まさにこれや・・・と腑に落ちております。

引き寄せというか、これ、人生への姿勢じゃ・・・?と思います。

いくら私が願っても、明日いきなり「全く問題なく英語が使え、自分の身の回りのことがすべて上手くいく」とか、無理です。

現在、身分証明が足りず、自分の銀行口座も開けない…など、日本では当たり前にできたこと一つ一つにブレーキがかかり、落ち込んだり怒ったりしています。

日常の事すべてにおいて確認が必要な今の時期は、恐らく精神的に厳しい時期ですね。

自分が無力で、何もできない子供になったようで、酷く不安定だからです。

本当にリラックスして新しい生活を楽しめるのは、もう少し先になるでしょう。

 

そういう無力な自分だからこそ、

>渋滞は解消できないけれど、渋滞にハマっている自分の考え方やこれからとる行動は変えることもできるっていう感じです。

という点の重要さが身に沁みます。

揺れ動く気持ちに流されて、現在唯一の会話相手であるZに全てをぶつけることもできるでしょうが、それは最も避けたいことです。

彼は私のサンドバッグじゃない、彼は私が最も大切にしたいと思う相手ですから。

 

私に必要なことは、ベッドに潜り込んで、明日お金のことも何も気にしなくて済むような、日本語がどこでも問題なく使えるような、Zが私の気持ちを理解し先回りして全てをやってくれるといった、誰かが私の世界を変えてくれるようなことを待つことではなく、

ホットヨガ教室の値段を調べたり(汗をかくとスッキリするから)、

グルーポンでお得に行けるコースがないか調べたり(初月7割オフとかがある)、

コンセントが使える、近場の居心地のいいカフェを捜したり(歩いていても見当たらないし、混んでいる)、

自分の荷物を整理して部屋をスッキリさせたり(ようやく家具が揃い始めた)、

といった、自分にできる範囲の、自分を幸せにすることを探し、実行するのみです。

 

そうして、人生の実験を重ねていけば、何かは見えてくるはず、それがなんなのかはわかりませんけど。

 

 

マダム・イン・ニューヨークより

「何事も初めては一度だけ、それは特別な経験。だからこそ、その初めてを楽しんで」